植物性のプロテインっていいの?
「植物性のプロテインがおすすめ」という記事をよくみます
最近植物性のプロテインが「体にいい」「美容に効く」みたいな広告やSNS投稿をよく見かけませんか?
例えばこちらの記事のような感じです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b289778eeda12725be31997027ee188c7c9a367d
「アーモンド効果」初の植物性プロテイン飲料が登場 筋肉増強目的ではなく美容や健康的な身体づくりのための飲用に商機
-食品新聞 6/2(月) 22:41-
なんとなく体によさそうだけど…本当にそうなの?と気になった方もいるかもしれません。
そこで今回は、植物性プロテインの特徴を整理しつつ、僕自身の視点で「どんなときに使うといいか?」を考えてみました。
植物性プロテインのおすすめポイントとは?
まずは植物性プロテインを勧めている情報が、どんなところを強調しているのかをまとめてみました。
これは僕個人の意見ではありません。

①サスティナブルなプロテイン
牛1kgを育てるのに必要な飼料、水、土地、温室効果ガス排出量は、植物性原料の何倍にもなります。
動物性のプロテインよりも環境負荷が低くなります。
② 消化吸収がゆるやかで、空腹感を抑えられる!
植物性プロテイン(特にソイ)はホエイよりも吸収速度が遅く、腹持ちが良いです。
そのため「小腹がすいた」「夜食を食べたくなる」タイミングにとることで、減量中や間食への対策としておすすめ、と紹介されています。
③ アレルギーや腸内環境にやさしい
ホエイ(乳)や卵白、カゼインなどのアレルゲンを避けたい人にとって、植物性は安全域が広いです。
また、プレバイオティクス作用のある原料(えんどう豆・大豆など)を使っているものも多く、腸内フローラとの相性も良いとされています。
④ 食物繊維やファイトケミカルなど微量栄養素も期待できる
動物性原料では基本的に得られない「微量栄養素」が入っている場合もある(ビタミン、ミネラル、抗酸化成分など)。
特に玄米、キヌア、かぼちゃの種などを原料にした植物性ブレンド系は、プラスアルファ部分が強く強調されています。
僕(ホエイ派)が思うプロテインを摂るタイミング
プロテインはタンパク質を効率よく摂るためのサプリメントです。
僕が考えるプロテインを飲む適切なタイミングとその理由をここでご紹介します。

①運動の後
トレーニングの後は体全体が疲れています。
食事をしっかり食べられる人は食事を摂ればいいですが、食欲が旺盛じゃないタイプの人はトレーニングの後は食欲がなくなってしまうこともあると思います。
そんな人はプロテインを上手に使うと栄養をしっかりとることができます。
特に筋肉に必要なバリン、ロイシン、イソロイシンといったアミノ酸を多く摂れると、疲労感を感じにくくなったり、筋肉のダメージを早く回復できます。
②空腹時
空腹時にははじめに口にしたものから吸収が始まります。
空腹を感じたときにプロテインを飲むことでアミノ酸を素早く吸収し、筋肉に取り込むことができます。
③理想の食事が取れなかったとき
外出先では理想の食事を食べることが難しいです。
野菜やカロリーの低い食べ物を選ぶことは難しくありませんが、
「脂質の少ないタンパク質」となると、いい魚料理がないと難しいのではないかと思います。
そんなときにプロテインを持ち歩いたり、帰宅後飲むことで栄養バランスを整えられます。
上記を活かすなら、動物性(ホエイ)プロテイン
その他にも時間のない朝食がわりや、風邪明けで食事がしっかりとれないときにも活躍してくれます。
吸収が早いことや筋肉の成長に必要なアミノ酸が多いことは動物性のプロテインの特徴で、
上記のタイミングを活かすには動物性(ホエイ)プロテインを選ぶ方がいいと考えています。
それって食事でもいいのでは・・・

上記でご紹介したように、プロテインを活用できるタイミングは
体にアミノ酸を大量に取り込みたい時や食事のバランスが良くない時だと考えています。
それ以外の時であれば、普通の食べ物でいいのでないかと思います。
①サスティナブル → 普通に大豆など植物性プロテインの原料に近い形のままで食べれば、より環境負荷は低い
②消化が緩やかで腹持ちがいい → 煮豆や豆腐なども十分に腹持ちがいい
③腸内環境、微量栄養素 → 原料の形のままでも食物繊維も微量栄養素も摂れる
もし植物性プロテインを選ぶ必要のある人がいるとしたら
「アレルギーなどの関係でホエイプロテインを飲むことができず、
十分にタンパク質がとることのできないアスリート」
という条件のある人でなければ、必要ないのかなと思っています。
調理する時間がない、日持ちする、味が好きで飲みたい、のような条件が合う人で、
日常の生活でタンパク質がとれていない人が摂る分にもいいかもしれません。
それ以外の人はわざわざ植物性プロテインを選ぶメリットは少ないと思います。
情報はしっかり精査しよう

これからもアンチエイジングやパフォーマンスアップなどの健康に関わる新しい情報に触れる機会がたくさんあると思います。
そのときに「これを食べると太りにくい」「この成分が美容にいい」ということが売りのものもあるでしょう。
そんなときにすぐに取り入れるのではなく、一度立ち止まって情報を整理してみてください。
今回の植物性プロテインの記事についても
「ホエイプロテインに比べると」とか「あのアーモンド効果のプロテイン」というように
本体そのものよりも比較した時の話がメインだったので、分解して考えてみました。
まとめ
✅ 植物性プロテイン、こういう人にはアリ!
- ホエイなどにアレルギーがある
- 食欲が少ない・料理ができない
- 普段の食事でたんぱく質が明らかに足りていない
- 美容やファスティングの一環で意識的に摂っている
❌ 無理して選ぶ必要ない人は?
- 普通の食事で十分にタンパク質を摂れている人
- 「美容にいいらしい」とだけ聞いて飛びついた人
- 味やコスパに不満があるのに我慢して飲んでいる人
| 項目 | ホエイプロテイン(乳由来) | ソイプロテイン(大豆由来) | 備考・ポイント |
|---|---|---|---|
| アミノ酸スコア | 100(完璧) | 100(完璧) | 両方とも「必須アミノ酸」をバランスよく含む |
| ロイシン含有量(筋合成刺激) | 高い(2.5g/20g程度) | やや低い(1.5g/20g程度) | 筋肉の合成に特に重要。ホエイ優位 |
| 吸収速度 | 速い(30〜60分) | 中程度(1.5〜3時間) | 運動後の速やかな吸収はホエイが優位 |
| 腹持ち | やや悪い | 良い | ソイは吸収がゆっくりで空腹感を抑える |
皆さんは植物性のプロテインについて、メリットを感じますか?
私だったら、こんなふうに使うというような意見があったら、コメントください!


