手巻きタイプの加圧ベルトもあるので、ご希望の方には加圧トレーニングをしていただくこともできます。

加圧トレーニングとは?

加圧トレーニングは、特殊な装置を使って筋肉に圧力をかけることで、通常よりも効果的なトレーニングを可能にします。この方法は、筋力向上、持久力の向上、怪我からの回復、血流の促進などのメリットのあるトレーニング方法です。

特殊なベルトを使用し、血流制限をかけるため、運動中の血中酸素濃度が低下し、激しくトレーニングしているのと同じような環境でトレーニングすることができます。特殊な状態なので例をご紹介すると、坂道を急激にダッシュしたり、階段を急いで登ったあとに足がパンパンになった経験を皆さんお持ちだと思います。

ベルトを使って血流を制限することで、軽い運動を繰り返すことで同じような状態にできるのが加圧トレーニングです。

筋肉や持久力を鍛えたいアスリートはもちろんですが、強い負荷をかけられない高齢者にも安全な負荷で、高強度でかなり追い込んだのと同じ状態まで筋肉に刺激を与えることができるため、医療現場やリハビリにも使われています。

筋肉と筋肉増強訓練についての論文↓

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/54/10/54_768/_article/-char/ja/

加圧トレーニングをすると何がいいの?

加圧トレーニング専門のジムであれば細かく効果をご紹介するところですが、トリプルエフは加圧トレーニングも数あるトレーニングの中のひとつなので、加圧トレーニングをすることで得られる特別なメリットのみをご紹介します。

①これまでにないパンプ感を感じることができる

加圧トレーニングの特徴は、血流を制限することで制限した部分の筋肉に驚くほどパンプが起こることです。

加圧トレーニングは独特の刺激があり、すごく痛いです。特に腕は初めてやるとビックリすると思います。トレーニング初心者で痛みに強くない人は拒否反応がでるくらいかもしれません。

トレーニング前とトレーニング後をわかりやすく比較すると画像のような変化が出ます。

もちろんしばらくすると血流も戻り、いつものサイズに戻りますが、ここまでのパンプを出そうとすると、関節に負担がかかるほど筋肉を酷使しなくてはならないと思います。

骨や関節の負担が少なく、ここまで筋肉を追い込めるのが1つ目の加圧のメリットです。

②回復が早くなる

加圧ベルトを巻いた部分には普通に過ごしている状態ではおこらないくらい血液がたまります。普段は現れないような細かい血管が浮いたり、少し動かしただけで筋肉もすぐに疲労感を感じるようになります。

この時血流がとても良くなっているので、なかなか治りにくい関節周りの怪我や細かすぎてなかなか意識できない筋肉も血行が良くなりかなり緩みます。

トレーニングのあとにストレッチしなくてもいいくらい緩みます。(もちろんしたほうが良いですが)

個人的にはフルマラソンを走ったあとに加圧ベルトを15分ほど巻いて整理体操をしたら、関節の突っ張り感が驚くほどなくなったので、それ以来大きな信頼をおいています。

③筋持久力を高めることができる

加圧トレーニング中は疲労物質の逃げ場がなくなるため、加圧をしている部分には通常では感じにくいほどの疲労感を感じます。

足の場合だと急な階段を延々と登っている最中の疲労感や長時間空気イスをしている時のような感覚にすることができます。その状態をキープするのはかなり精神力を必要とするのですが、加圧ベルトを巻いておくことで、精神力に関係なくその状態をキープできます。

スポーツをしているアスリートはもちろんですが、登山や初めてのマラソン大会にチャレンジする方たちも本番当日は、苦しい時間に耐えることになると思います。

その時に経験したことがあるかないかでは、これ以上危ないのか、頑張れるのかの判断に大きく影響します。

加圧ベルトを使うことで、安心安全な環境下で、本番当日に起こる疲労感に対処できるようになります。