体作りをするにあたって
基本は栄養・睡眠・運動

体作りの基本はこの3つです。
ダイエットするにも筋肉をつけるにしても基本は変わりません。
特別なことをするのではなく、基本をしっかり守ることが一番の近道です。
残念ながら、みんなが知らない特別なメソッドなんてありません。
まずは基本の確認からしていきましょう。
まずは習慣の確認から

人間には現在の状態をなるべく保つようにするホメオスタシス(恒常性の維持)という機能がついています。
例えば体温が一定であるようにするとか、酸素が足りなくなったら意思とは関係なくハアハアして、酸素を急速に補給するなど、生命活動を維持しやすい状態を保つようにしていきます。
これが体作りにおいて、どのように働くかというと、一定量のトレーニングを続けているとその負荷に耐えられるように筋肉がついたり、心肺機能が上がるというように働きます。
一方で脂肪が一定量蓄えられると、その状態を保つように空腹感などをコントロールして、脂肪が現状よりも減らないような行動をとるようにしたり、おやつなどの食習慣を作って自然と「現状を維持する」ための習慣作りをしていきます。
まずは体作りに関わる習慣の見直しからしていきましょう!
食習慣の確認

体作りの基本は栄養です。
トレーニングしても栄養が足りなければ、筋肉もつきませんし、 栄養バランスが崩れると体調不良を起こす可能性もあります。
まず大事はことは自分に必要なカロリーの把握をすることです。性別や年齢、生活習慣によって必要なカロリーは変わってきます。基礎代謝を測れる体重計などで目安のカロリーを調べてみましょう。
筋肉を増やすか、脂肪を減らすかを選択できる食事習慣を作りましょう。
運動習慣の確認

体を動かすことで体温の上昇や筋肉のポンプ作用により、血流がよくなります。
血液は栄養や白血球、血小板など免疫機能を高めるものを運ぶ作用があります。 血行を良くすることは疲労回復や免疫力の向上に役に立ちます。
肩こりや腰痛、その他の不自由を感じている場合は、定期的な運動や筋肉をつけることで解決に繋がります。
あまり運動をしたことがない人はお風呂に入ったり、軽めのストレッチを運動と捉えるのもありです。まずは自主的に血流を良くする習慣づくりを始めましょう。
できるようになったら、ウォーキングなどに挑戦してみて、1ヶ月後、3ヶ月後、半年、一年とずっと続けられる運動を取り入れていくことが大切です。
睡眠習慣の確認

睡眠時間は人によって異なりますが、多くの人にとって8時間半程度が必要とされています。
ショートスリーパーになれる!というようなテクニックも紹介されていますが、 個々人に最適な睡眠時間は訓練で大幅に変わることはないようです。
睡眠中に分泌される成長ホルモンやコルチゾールというホルモンによって、 筋肉がついたり、脂肪の代謝が適切に行われるようになり、体の修復が行われます。
また記憶の整理など、睡眠は脳にとっても重要な時間です。
日本人は睡眠時間を削りがちですが、自分に必要な睡眠時間を確保するようにしましょう。